2019年05月15日

68巻1号の注目論文は三上さんの三上さんの鳥の人工構造物への営巣の総説に

和文誌編集委員長 植田睦之


2019年4月発行の日本鳥学会誌68巻1号の注目論文は三上さんの鳥の人工構造物への営巣の総説になりました。

三上修 (2019) 鳥類による人工構造物への営巣:日本における事例とその展望. 日本鳥学会誌 68: 1-18.

この論文は,鳥がどのような人工構造物を利用しているかと,その営巣の生態学的に位置づけについてまとめ,そして,鳥にとって,人にとってのプラスマイナスについて検討した総説です。
人と野生生物の係わり合いに注目が集まる中,人工物を営巣場所として利用している鳥類について総合的にまとめられており,今後のこの分野の研究の発展を促す論文と考え,注目論文とし選定しました。

論文は以下のURLより,どなたでも読むことができます。
http://doi.org/10.3838/jjo.68.1

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posted by 日本鳥学会 at 18:08| 和文誌

2019年05月07日

津戸基金によるシンポジウム助成の公募(締め切り迫る)

日本鳥学会基金運営委員会


 学会では、2019年8月から2020年3月の間に国内で開催される鳥学に関するシンポジウムを対象に助成を行ないます。
 審査の結果、採択されると、会員津戸英守氏の寄付に基づく津戸基金より最大10万円の助成を受けることができます。
 応募の締め切りは5月31日(必着)です。シンポジウム開催を考えている会員の皆様、どうぞふるってご応募下さい。

 詳しくは、公募情報をご覧下さい。

posted by 日本鳥学会 at 07:23| 委員会連絡