2022年01月14日

広報委員長交代のご挨拶

広報委員会 上沖正欣

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 森さやかさんより広報委員長を引き継ぎました上沖です。

 広報委員会は2000年(当時の名称はホームページ委員会)に発足し、既に20年以上が経ちました。先の退任挨拶で森さんが言及されていたように、ニューノーマル時代を迎え、インターネットを介した情報発信は益々その重要性を増してきています。今後も、広報委員会としての役割を粛々と果たしていきたいと考えております。特に、2005年から発行されている鳥学通信については、学会内外を繋ぐプラットフォームとしてより一層の充実を図っていく所存でございます。

 本年も鳥学通信をどうぞ宜しくお願い申し上げます。

※過去の鳥学通信はこちら
http://ornithology.jp/newsletter1.html

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写真は記事には関係ありませんが、おめでたい感じがする松に止まるキジ(2019年11月5日 佐渡)。
posted by 日本鳥学会 at 22:00| 挨拶

2015年12月31日

退任のご挨拶

2015年12月31日
鳥学会会長 上田恵介


暮れも押し詰まり、いよいよあと少しで新しい年の始まりです。私の任期もあと数時間ですが、この場をお借りして、一言、ご挨拶を申し上げます。

会員の皆さま、この2年間、どうもありがとうございました。去年はIOCがあったので、学会のことをあまりじっくり考えるヒマもなく、1年が過ぎてしまいました。今年も大したこともできないまま、あっという間に過ぎてしまいました。

しかしいまあらためて鳥学会を眺めてみると、私や上の世代はもうほとんど運営メンバーにはいなくて、評議員会も各種委員会も、若い方々が活発に活動しています。この2年間、たしかに短い期間でしたが、私が会長をしたことで、少しは学会の若返りに弾みをつけることが出来たかなと思います。選挙制度の改革は、プロセスに少しごたごたがありましたが、それなりに新しい制度が発足し、新会長が民主的に選出されたことは喜ばしいことです(今後、毎回、複数の立候補者が出て、会長選挙が活発になるとうれしいのですが)。

大会規則の改定と若手向けの賞の創設もしたかったのですが、どうも私の段取りの悪さで、来年度に持ち越してしまったことについてはもうしわけなく思っています。西海新会長、どうかよろしくお進めください。

つい先日、元会長の山岸哲さんとお話ししました。「なんで鳥学会に出てこないんですか」という私の問いに、自分が出て行くと、どうしても若い人たちが発言を遠慮してしまうので、学会の運営にはよくないとおっしゃっていました。私も学会運営には今後は関わりませんが、研究は続けるので,若い方々に負けないようないい研究発表をしようと考えています(ポスター賞も年齢制限がなければ狙おうと思っていたのに・・・)。もちろん、私でお役にたてそうなこと(論文査読とか)はいくらでもお手伝いしますので、お申し付けください。

では、西海新会長と早矢仕副会長、新評議員のみなさま、それから山口事務局長と新しい事務局メンバーの皆さん。あとはお任せしますので、よろしくお願いします。

よいお年を。
posted by 日本鳥学会 at 14:00| 挨拶